企業概要
エリア:東京都
業種:不動産管理業
規模:従業員1000人以上
ジャンル:管理している不動産の瑕疵の有無
解決までの期間:2年以上の長期訴訟の争点の一つ
争点の概要
建築物の瑕疵をめぐる紛争において、ある特定の条件のもと、子どもの視野で、ガラス窓の下のアルミ桟(さん)が視野に入っているのかが争点の一つになりました。
子どもの視野は狭いので、当該条件のもとでは、2、3mほどしか離れていない場合に、ガラス窓の下のアルミ桟(さん)は見えないという主張に対し、当職では見える旨の反論を行う必要が生じました。
そこで、当職は、裁判所が主導して行った現地調査での測定数値を元に、東京都版チャイルドビジョン(幼児視界体験メガネ)https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/nyuyoji/child_vision.files/childvision.pdfに記載された垂直方向の「下50°」の視野を前提に下記のとおり、図示を行い、三角関数の連立方程式から、その値を導き出しました。
Last Updated on 2023年12月31日 by sicoh-law-com
この記事の執筆者:至高法律事務所 |
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